Heart & Cupid

ラウンドブリリアントカットには58のファセット(面)があり上下左右均一にカットされています。その中でも対称性に優れたダイヤモンドのみに見られるのがハートアンドキューピッドです。専用のスコープを使用することによってダイヤモンドの表面（クラウン側）には8本の矢、裏面（ボトム側）には8つのハートが見られます。

海外ではハートアンドキューピッドではなく、矢の意がある”ARROWS”を使用し、ハートアンドアローズ(HEART AND ARROWS)と呼びます。

前述のように対称性に優れたダイヤモンドは光の反射の効率が良い為、同グレード(4C)のダイヤモンドに比べて美しく輝きます。グレードを見極めるためにはダイヤモンドの鑑定経験や相当な知識が必要となりますが、専用のスコープで確認できる8本の矢と8つのハートは専門的な知識や鑑定経験を必要とせずお客様ご自身で確認いただけます。目視で確認が容易にできる為その安心感が多くのお客様に選ばれる理由の1つです。

前述の通りハートアンドキューピッドは専用のスコープを使用すれば、ダイヤモンドを初めてみる方でも簡単に確認することができます。

ルース（ダイヤモンド単体）で確認する場合は真上から垂直に覗き込みことで、ジュエリーとしてセッティングされている場合はセッティング方法によっては角度があるためルース時同様真上から確認することがポイントです。

専用のスコープを通じて目視で確認できるハートアンドキューピッドダイヤモンドは一言にいっても様々な形状のものがあり、一見ハートアンドキューピッドダイヤモンドに見えてもそうとは呼べないダイヤモンドもあります。
以下、ハートアンドキューピッドの基準を満たさないダイヤモンドの見え方の例です。

そのため、グランバーガージュエルスでは日本国内で最も信頼が置ける鑑定機関として知られる中央宝石研究所の鑑定書でハートアンドキューピッドを認めているダイヤモンドをセンターストーンにされることを推奨しております。

サイドストーンは小さなダイヤモンドであるためセンターストーンのように1石ずつに鑑定は付かず軽視されがちですが、当ブランドではグランバーガープレシジョンカット®︎のダイヤモンドのみを使用しており、1.00mm以下の小さなダイヤモンドであっても完璧なハートアンドキューピッドが確認することができます。